文法問題は体で覚える
文法問題は体で覚える
文法問題を勉強するゴールは何ですか?
これについてこたえられる人はいるでしょうか?
TOEICを勉強して私が考えたのは900点以上取るそして仕事で英語を活用するためには文法問題を身体で答えを出せるようにならなくてはいけないのではないのかということでした。
これはどういうことかというとTOEICの文法問題を時間をかけて解くことに意味があるでしょうか?
実際の仕事の現場でTOEICの文法問題をいちいち時間をかけて解けないようでは使い物にならないのではないでしょうか?
そう考えたのです。
日本語で考えてください知識として日本語を覚えていて時間かかって答えを出すのと身体で覚えているのはどちらが使えますか?
明らかだと思うのです。
身体で覚えていないものは現場で使えないのです。
そして実際にビジネスの現場で使える英語を目指すTOEICが身体で答えを出せない問題をつくるでしょうか?
そこがポイントだと思うのです。
受験英語は難しい文法問題も出すでしょう。
それは英語の構造を理解するためでもあり実はテストで差をつけるためにあえて実用では必要のないレベルの難しい問題をつくっているんでしょう。
つまり東大入試で誰もが解ける問題を出したら差がつかないので入試試験の役割を果たさないですから。
ですからなんか日本人は英語の勉強は難しいと難しい問題を解けるようにならなくてはいけないと考えがちになってしまうのかなと思うのです。
ですが実際に使える英語を考えたときに数学の問題のように時間をかけて考えないと解けない問題なんて必要はないのです。
そこを考えると答えは見えてきます。
TOEICの文法問題は簡単なのです。
頭使って解くような問題ではないのです。
ではTOEICの文法問題は何が問われているんでしょうか?
簡単です。
その簡単な文法問題をどれだけマスターできているのかそれが問われているのです。
車の運転を考えればイメージがしやすいと思います。
車の運転のテクニックや車の運転の理論をどれだけ勉強しようがそれほど意味がなく単に車の運転をどれだけうまくできるのか。
つまり車の運転をどれだけ身体で覚えているのか。
それが車の運転がうまい人だと思うのです。
TOEICも同じです。
TOEICの文法問題なんて簡単です。
問われているのはそれをどれだけ身につけているのかそれだけなのです。
時間をかけないと解けないのか一瞬で答えを出せるのかそれこそが英語を使うという意味では決定的な意味があるのです。
そしてTOEICはそこを問うているのです。
それを理解しなくてはいけないと思います。
難しい文法事項なんて知る必要はないのです。
基本の文法問題1000問を何度も何度も反復して身体で覚える。
見たら瞬時に答えとその理由を説明できるようにする。
それだけで飛躍的に英語の脳が鍛えられるそういう問題をTOEICはきちんとつくっているのです。
つまりTOEICの試験というのは非常によくできているのです。
あの問題をきちんとマスターすれば。
それが一番効率的に英語を使えるようになる。
そのような最短距離になるような問題をTOEICは目指してきちんとつくっているのです。
英語の学者になるとか東大の受験の英語問題を解けるようになりたいとそう考える人は別ですけど英語を使えるようになりたいと考える人はTOEICの文法問題1000問を身体で覚えるだけで英語の実力はぐんとのびていく。
ここでも同じなのです。
本質を理解すればやるべきことは本当は非常に少ないのです。
しかしそれを考えてTOEICの勉強をしていた方はどれだけいたでしょうか?
文法問題1000問を身体でこたえられるようになることを目指してトレーニングしてきた人はどれだけいますか?
それを目指して勉強してきた人はどれだけいますか?
そういったところまで考えてもしくは説明された英語学習の情報はほぼないのですね。
これが日本人が膨大な時間を費やしてもTOEICの点数が思うようにあがらない理由だと思うのです。
英語の勉強をTOEICの勉強を受験勉強の延長で考えている。
違うのです。
英語は勉強ではなくトレーニングだと私は思うのです。
難しい知識をたくさん知るのではなく基本を何度も何度も反復して身体で答えが出るようにする。
そうすれば英語脳は鍛えられて英語も理解できる問題も正解できるようになるのだと思っています。
実際にその考え方に基づいて私はTOEICの目標点数を短い時間でクリアすることができました。