構造を把握する
構造を把握する
英語の勉強で一番大切なのは構造を把握することだと思っています。
もっと言うと構造で英語を理解できるようになること。
これはわかりやすく言えば英語脳を鍛える英語脳を作り上げるということだと思います。
これについて意識したのはTOEICに向けて勉強を開始して3週間目くらいでした全くきいても理解できなかったYouTubeのアメリカ人の会話が理解できるようになっていたんでしたもちろん正確に理解できるレベルではありませんが言っていることが構造として頭に入ってきたのです。
細かい単語はわからない単語がたくさんありましたから完璧には理解できませんしかし英語で言っていることを理解できるようになっていたのです。
もちろん今と比べれば少しはですが。
それは私を驚かせましたしなぜそれができるようになったのか考えるきっかけになったのです。
簡単に言えば英語に何回も何回も触れていたからだと思います。
当然だろうと思う方もいると思います。
しかし私はそこで考えました英語に何度も何度も触れるとなぜ英語が理解できるようになるのかと。
それをこたえられる方いらっしゃいますか?
意外といないと思うのです。
それは英語脳ができたからそしてその英語脳は実は同じ英文を何度も何度もきいた方が身に付きやすいのでは。
それが私の立てた仮説です。
そしてこの本で紹介する勉強方法はその考えに基づいてつくられています。
何度も何度も反復することにより英語脳がつくられる。
それは誰もが想像しやすいですし理解しやすいと思うのです。
ではいろいろな英文をたくさん聞くのと同じ英文を何度も何度も聞くのはどちらが英語脳をつくるために英語脳を鍛えるために有効だと思いますか?
そこはすごく意見がわかれると思うのです。
皆さんはどうお考えですか?
私はもちろん同じ文章を何度も何度もきくことです。
実はこのヒントはスポーツにあったのです。
野球選手って毎日同じ素振りを何度も何度もしていますよね。
相手のピッチャーはいろいろなボールを投げるのに同じ素振りばかりで対応できるのか考えたのです。
もちろん様々なシュチュエーションをイメージはしているんでしょう。
ですが基本の反復こそに意味があるのではないのかと考えたのです。
そしてそれは外国語を学ぶにはとても有効だと考えたのです。
まずは心理的な面ですね。
いつも新しい英文を勉強すると常に単語を調べなくてはいけない。
そして理解するのに時間がかかる。
理解できるかおっくうになる。
モチベーションもあがらないのですね。
では同じ英文を100回聞いてその中身を完璧に覚えればいいよといわれたらどうでしょう。
覚える単語も文法も限られているそして何度も何度も同じ文章をきけば理解するのは簡単でしょう。
そして100回聞けばほぼ暗記できるレベルまでいくでしょう。
そうすると気楽に勉強できるのです。
だから私は決めたのです。
100個の文章を1回ずつきくよりも1個の文章を100回聞こうとそして英語脳をつくる。
英語脳を鍛えるには実は1個の文章を100回聞いた方がより効果があるのではないのかと考えたのです。
すこし日本語で考えてみてください例えば日本語を勉強しようとしている人が夏目漱石に吾輩は猫であるだけを100回聞くとします。
そしてもう一人は夏目漱石から村上春樹まであらゆる本を1回ずつ100冊聞くとします。
どちらが日本語を効率的にマスターできるでしょうか。
これは非常に大切な問題です。
これを考えずに英語の勉強をしている方は何も考えずに英語を勉強しているといってもいいのだと思うほど重要で基礎的な問題だと思うのです。
みなさんはどうお考えですか?
そしてその理由を説明できますか?
私の結論は1冊の本を100回聞いた方が効率的だという意見です。
言語をマスターするのは語学の脳をつくるには知識が必要ではないと思うのです。
ものごとをマスターするのは常に基本の反復だと思うのです。
いろいろなことに手を出さずに夏目漱石の吾輩は猫であるを何度も何度も読んで理解すればそれで日本語脳はつくられると思うのです。
その。
日本語脳ができればそれで他の日本語も理解できると思うのです。
現に私はその考え方に基づいた勉強方法で効率的に勉強して半年でTOEIC940点をクリアしました。